筆者は、COVID-19ワクチンの接種を受けました。 本エントリーは、接種を受けて経験した副反応の記録です。

モデルナ筋注。大阪府大規模接種センターにて。1回目接種6月19日、2回目接種7月20日

筆者について

 40歳、基礎疾患なし、妻と2人の子ども(12歳未満就学児と未就学児)が居ます。 両親(どちらもCOVID-19ワクチン接種済)とは別世帯。徒歩で通える距離に居住しています。

 仕事はすべてリモートワークです。

1回目接種

 1回目の接種では接種した方の腕が痛みで上がらなくなる程度で発熱はありませんでした。腕の痛みが不快だったのでかかりつけ医でもらったカロナール(アセトアミノフェン)を飲むと痛みはほとんどなくなり、だいたい2日ほどで軽快しました。

2回目接種

 2回目の接種では、軽い腕の痛みに加えて、発熱、発熱に伴う悪寒と身体の震え、頭痛、倦怠感、関節痛などの副反応がありました。

副反応を経験して

 今回の副反応は、筆者の中では「ふだんの風邪よりかなりきつい」「インフルエンザより少しまし」「ノロよりは気が楽(感染性がないので)」くらいの位置づけです。

 副反応について言及した他の人のSNSやブログのエントリを見ると「ここまで副反応が辛いとわかっていればワクチン接種を受けなかった」という趣旨のものを見かけます。

 筆者の場合、子どもが2人居るとさまざまな病気をもらってくるので、病気に関しては「しょうがないこと」として割り切っている部分はあります。その上で、ワクチン接種による副反応が、健康な成人にとって不愉快な経験であることは間違いありません。COVID-19に罹患するリスクと、副反応で不愉快な経験をするリスクを比較する気持ちはよくわかります。

 一方、今回のワクチン接種で、ワクチン接種は自分のためだけでなく社会全体のために行う側面があることをあらためて認識しました。

 リスクが低くても、自分の周囲のハイリスクな人たちを守るために接種を受けるのが良いと考えています。 筆者は、もし3回目(ブースター接種)が必要になれば、そちらも接種を受けるつもりです。

 もしこのブログを読んでいる人でCOVID-19ワクチン接種の機会があり、医師からストップがかかっていないなら、ぜひ接種を検討してください。

 さまざまな事情でワクチンを接種できない人たちのために、よろしくお願いします。

これから接種を受ける人たちに

ワクチン休暇

 接種した後、3日間は何もせずに過ごせるようにスケジュールを調整しておいてください。1回目から強めの副反応が出ている人も居るので、休暇の日程には余裕を持った方がいいと思います。 筆者は1回目で安心して、2回目は特に準備をせずに臨んだので、効かない解熱剤を飲んでリモートの打ち合わせをしなければなりませんでした。

解熱剤の用意

 事前に解熱剤を入手しておいてください。 アセトアミノフェンにこだわる必要はありません(筆者の場合、2回目の副反応にアセトアミノフェンはほとんど効果がありませんでした)。

 厚生労働省の「新型コロナワクチンQ&A」によれば、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)も使用できるとのことです。基本的に身体に合うかどうかが一番大事なので、事前にかかりつけ医に相談しておくことを強くお勧めします。

市販されている解熱鎮痛薬の種類には、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)などがあり、ワクチン接種後の発熱や痛みなどにご使用いただけます。(アセトアミノフェンは、低年齢の方や妊娠中・授乳中の方でもご使用いただけますが、製品毎に対象年齢などが異なりますので、対象をご確認のうえ、ご使用ください。)

新型コロナワクチンQ&A - ワクチンを受けた後の発熱や痛みに対し、市販の解熱鎮痛薬を飲んでもよいですか。 より)

接種日の調整

 パートナーと子どもが居るご家庭の場合、パートナーとの接種日程は3,4日は、ずらした方が良いと思います。

 筆者の場合1日の差だったので、本調子でない状態で子どもの対応を引き受けることになりました。ギリギリなんとかなりましたが、同日にダウンするケースは想像したくありません。