4月14日、池袋サンシャインシティにて開催される「技術書典6」に、サークル「めがねをかけるんだ」として参加させていただくことになりました。
「めがねをかけるんだ」では、TensorFlowを使って3年間ひとりで取り組んできた「MLOps」を題材にした冊子を頒布いたします。
タイトル | 巡りあえないConcourse |
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判型 | B5 |
ページ数 | 52p(本文墨刷) |
頒布価格 | 1,000円 |
発行 | 個人サークル「めがねをかけるんだ」 |
どんな本なの?
筆者は、2015年にTensorFlowがオープンソースになった時「自分好みの眼鏡っ娘を自動的に収集したい」という一心で「眼鏡っ娘画像の自動収集・判定システム」の構築をはじめました。
この本は、筆者が3年間ひとりで取り組んできた「MLOps」としての活動記録です。 今回は、複雑化してきた機械学習モデル作成のワークフローを自動化する取り組みについて解説しています。
MLOpsとは
MLOps(Machine Learning Operations)は、近年、機械学習の勉強会などで話題に上るようになった新しい言葉で、明確な定義は未だありません。
本書では、モデルの構造やハイパーパラメーターなど、いわば「機械学習の花形」のみならず、データの収集、蓄積、整理、モデルの学習や評価を円滑に行うための様々な施策。それらの施策を立案、実行する個人やチームまでを含めて「MLOps」と呼んでいます。
目次
- 第1章 システム構成
- データセット管理
- GPUサーバー
- MeganeCo Playground
- 第2章 機械学習ワークフローと課題
- データセットをメンテナンスする
- 学習データへ変換する
- 単体モデルを作成する
- 統合モデルを作成する
- モデルを変換する
- モデルをデプロイする
- 課題と理想
- 第3章 機械学習ワークフローを自動化する(Concourse編)
- 第4章 機械学習ワークフローを自動化する(Argo Workflow編)
- Argo Workflowとは
- Kubernetesのセットアップ
- Argoのセットアップ
- Volumeの準備
- ワークフローの定義と実行
- 今後の課題
本文サンプルはこちら
どんな表紙なの?
表紙イラストは、根雪れい(@neyuki_rei)さんによるものです。 また、今回から裏表紙マンガが復活しています。
いつもすばらしい眼鏡っ娘、本当にありがとうございます!
どこで手に入るの?
4月14日(日)に池袋サンシャインシティで開催される「技術書典6」に、有山圭二の個人サークル「めがねをかけるんだ」として参加します。配置は『こ38』です。