3月12日に開催されたイベントAndroid Bazaar and Conference 2016 Spring で発表しました。

タイトルは『Google TensorFlowとAndroidが繋がる未来』です。

初めての基調講演、しかもGoogleの佐藤さんとのジョイントセッション。さらに題材が専門外のTensorFlowということで緊張しましたが、なんとかかんとかまとまって、正直、ほっとしています。

聞きに来てくださった皆様に、改めてお礼を申し上げます。

講演の内容については、スライドをご覧ください。

今回のスライド中のまんが・イラストも、根雪れいさんにお願いしました。根雪さんは、ぼくのぼんやりしたイメージを掬い上げて、素晴らしいキャラクターとしての姿を与えてくれました。いつもありがとうございます。

最後に、スライドの中でテストケースの正答率が「91%〜95%」とか得意げに書いてありますけど、次のスライドにあるとおり、現状のモデルは過学習の状態にあると考えています。

これからもっともっとたくさんのサンプルを、さらに厳密に分類して学習させたり、グラフ(ネットワーク)を改良して認識精度を高めていく試行錯誤を続けていきます。その成果発表は、またどこか機会があれば!