11月22-23日にABCD 2015 Kanazawaで、25日にはRealm Meetupで発表してきました。

本来はエントリを分けた方が良いのかもしれませんが、日にちが近く、また一般化した技術と今まさに勢いづいて普及を続けている技術の差を考えると面白かったのでまとめてます。

ABCD 2015 Kanazawa

http://abcd2015k.strikingly.com/

以前、2010年に「日本Androidの会 金沢支部」の勉強会で訪れたのが最後なので、5年ぶりの金沢でした。

記憶が曖昧ですが、当時はまだXperiaが出たての頃くらいで、ようやくAndroidも注目され始めたかといった時期だったと思います。

今ではAndroidは特に目新しい存在でもなくなりましたが、だからといって、この5年間、なにも変わっていないわけではありません。 Androidのバージョンは目まぐるしく変わって、周辺技術も進化を続けています。

集まった人たちも、懐かしに先立つ同窓会のようなノリで来ているのでは決してありません。皆、AndroidやAndroidを取り巻く技術の「今」を知るために、そして「未来」を語るために来ているのだと、はっきりと感じられる良いイベントでした。

発表資料はこちらになります。

2015年のAndroidアプリ開発入門 – ABCD 2015 Kanazawa from Keiji Ariyama

Realm Meetup #9

http://realm.connpass.com/event/22496/

Realm Meetupは、iOS/Android向けのNoSQLデータベースRealmについて、最新情報の提供をする会です。以前から参加していましたが、発表するのは初めてになります。

僕の発表は、Realmの暗号化機能とAndroid 6.0から追加された新機能と組み合わせて鍵の安全性を高めるという提案です。詳細については下記スライドを参照して下さい。

Realmの暗号化とAndroid System from Keiji Ariyama

新しいバージョンが出続けているとは言え、すっかり汎化したAndroidとは逆に、Realmはバージョン1.0に向けて大きく変わり続けている技術です。

「新しい機能が加わります。詳細はプルリクの○○番と○○番で進めているので参照して下さい」と、GitHubのpull request番号が出てくるのがかなり今風で印象的でした。

Realmは良いものなので、少しでも興味がある人は是非、Realm Meetupに参加してみてください!