Google I/Oのお土産として配布されたMotorolaのAndroid Wear端末「Moto 360」が、先日ようやく届いたんですが。

Moto 360

このMoto 360、充電中に必ず時計表示になるんだけど、そのせいで液晶が焼き付くという不具合が起きているらしいです。

一部のMoto 360で充電中画像のディスプレイへの焼き付きが発生している模様

http://juggly.cn/archives/128552.html

「充電中の画面が焼き付くなら、電源を落として充電すれば良いじゃない?」と、思ったのですが、電源OFFの状態でも充電台に置くと自動的に起動して、問題になっている充電中の表示をするという鬼のような仕様です。

しょうが無いので、充電中に強制的に表示をOFF(黒画面)にするというアプリを作りました。

インストール&サービス起動後

GhostBustersForMoto360-20141002.apk.zip

あ、apkはzipで圧縮されています(なに言ってるかわからねーと思うが、あとでWordPressの設定を、.apkを取り扱えるように変更するので、今は我慢してください)

アプリが起動した状態では、充電台に置くと画面がすぐに暗くなり、液晶の焼き付きを防止できます。

インストール&サービス起動後

難点として、アプリは、コンパニオンとして開発していないので、adb経由でインストールしてなければなりません。Moto 360にはドングルも無く、USBケーブルを接続できないので、Bluetoothデバッグを有効にしたり、電波暗室に移動したりとインストール1つで大騒ぎとなります。

また、一度だけ、amコマンドを使って、Serviceを起動する必要があります(RECEIVE_BOOT_COMPLETEDを有効にするため)。

大変めんどくさいのですが、きっと焼き付きの不具合(充電中画面の仕様)は、次のアップデート当たりで解消すると思うので、今、動けばいいやくらいのノリで作っています。

詳しいインストールの方法は、こちらを参照してください。

ソースコードはこちら。

keiji/GhostBustersForMoto360